プラセボ
『プラセボ』医療、介護に従事されてない方には聞きなれない単語でしょうが、ざっくり言うと偽薬です。
調べましたところ、有効成分を含まない薬の形をした物を飲む事で効果があったりする事を『プラセボ効果』というそうです。
先日、ご入居者様のS様と言い争いになりました。薬を持ってくるのが遅いとの事。
プラセボです。
薬局さんが袋詰めしてくれたフリスクです。
飲まなくても良い薬です。
因みにご家族様はプラセボを飲んでいる事はごぞんじです。合意されているので、不適切援助ではございません・・・あしからず(笑)
んで、私は本当の薬のテイで説得しているうちに言い争いに発展。
『夕食後夜薬と時間が近いと良くありません』
『S様以外の方もケアがあるので時間通りには来れません』だの
『痛みが出たら飲む薬ですよ!毎日同じ時間に持ってこいはおかしいですよ』だの言いました。
色々、問答しましたが埒があかないので最後に
『本当にお薬効いているんですか?』と、うかがいました。
するとS様 『薬は間違いなく効いてるよ!痛いから欲しいんだもん』との事。
即座に私は『ゴメンね』と和解しました。
プラセボ効果恐るべし!!
(S様をバカにした記事ではございません。)